50代エンジニアは年齢がいっているから使えないとか、老害とか陰口を叩かれることがあります。それは、本当のことなのでしょうか。50代エンジニアはITエンジニアになって30年間積み上げてきた「経験や知識」があります。これはAIが太刀打ちしにくい分野です。そうです、50代エンジニアは「経験と知識」という資産を持っているのです。そこで今回の記事では「使えないは嘘?50代エンジニアが市場で「モテモテ」になるための8個の強み」について、簡潔に見ていきます。最後までお付き合いいただければ幸いです。
1.エンジニアは年齢を重ねると使えないというのは本当なのでしょうか?

〇トレンド技術についていけないという偏見があります。
50歳エンジニアは、クラウドコンピューティングやAIなどのトレンド技術に対応できないと思われがちです。ですが、実際には50歳エンジニアは生活の糧を得るために、これらのトレンド技術を身に着けている、または学習中の方が多くいます。トレンド技術についていけない訳ではありません。
〇コードの早書きができなくなっているという先入観があります。
年齢を重ねると「コードの早書き」が本当にできなくなるのでしょうか?コードを書くスピードは、各人の認知能力によるものです。それは生まれながらの能力に加えて、学習で身につくものです。ただ、気力や体力が充実している20代の絶頂期に比べると、そのスピードは落ちるかもしれません。しかしながら、「コードの早書き」が全くできなくなるというのは、単なる偏見です。50歳のエンジニアの「コードの早書き」のスピードレベルは、ビジネスで必要とされるレベルを持ち合わせています。
〇体力面で深夜労働のあるシステム開発にはついていけないと考えられています。
50歳になると気力や体力が落ちてきているので、深夜労働を強いられるシステム開発のプロジェクト現場にはついていけないと考えられています。ですので、深夜労働を強いる現場を避ければよいだけです。今は法律によって労働環境が整ったこともあり、深夜労働を強いる現場は減少しています。50歳エンジニアは、昼間で開発が行われる現場に行けばよいだけです。50歳エンジニアは使い物にならないのではありません。活躍する場所を選べばよいだけです。そのためには、会社や派遣会社などに自分の今の体力面での現状を常に報告しておくと良いでしょう。
〇知識が古い「老害」扱いされています。
プログラミング言語は、今、破竹の勢いで発明・開発されています。それにより、50歳のエンジニアが若いころに習得したプログラミング言語は、すでに技術の陳腐化を迎えています。ですので、開発現場で役に立たない「老害」と罵られることがあります。しかしながら、今の50歳エンジニアは生活の糧を得るために、今必要とされる最新のプログラミング言語や生成AIを習得している人が多数います。決して「老害」ではありません。
〇コミュニケーションにジェネレーションギャップがあります。
新入社員である20代のジュニアエンジニアと50歳のシニアエンジニアの間には、ジェネレーションギャップがあります。このジェネレーションギャップは、どんな職種においても必ずあります。特に昭和の価値観を持つ50歳シニアエンジニアが20代ジュニアエンジニアに世間話を振っても、下手したらハラスメントをされたと言われるような時代です。ですので、システム開発の場においては、仕事の話だけでコミュニケーションを簡潔にとると良いでしょう。
参考出典:note
2.50代エンジニアが持つ8個の強み

〇畑が違う言葉の翻訳能力を身につけましょう。
これは、「ビジネスの言葉」を「エンジニアの言葉」に翻訳する、「エンジニアの言葉」を「ビジネスの言葉」に翻訳するという2種類が挙げられます。
経営陣が使用しているビジネスの言葉、例えば、DXを活用した業務効率化を図れ!AIで生産性を挙げろ!などの「ふわっとしたビジョン」を実際のシステム開発現場に持ち込むためには、実現可能なロードマップの作成、アーキテクチャーの設計、技術要件を定義するなどの作業を行う必要があります。これができるのは50歳台のベテランエンジニアだと言えます。
逆に、システム開発現場で技術的負債の解消、スケーラビリティ、リファクタリングの工数が欲しい、アーキテクチャーの改善などの言葉で語られる専門用語が、ビジネスの現場では通じません。ビジネスの現場では、市場シェアの拡大、売上目標、インセンティブなどと翻訳する必要があります。具体的には、「今、システム開発に投資を怠れば、機会損失は年間〇億円です」などと翻訳する必要があります。
〇コードレビュー能力に優れています。
50歳台のベテランエンジニアは、他の人の書いたコードを評価する「コードレビュー」の能力に長けています。この「コードレビュー」を行うことで、システムの品質を良くしたり、知識を共有してシステムの属人化を防ぐことなどができます。
〇PM(プロジェクトマネージャー)の経験がある人もいます。
50歳台のベテランエンジニアの中には、まずPL(プロジェクトリーダー)を経験してから、PM(プロジェクトマネージャー)に就任した人もいます。PMはプロジェクト全体の責任を負います。具体的には、PMの仕事とは、品質、コスト、リスクなどを管理するために、システムの計画を立て進捗状況を把握して問題解決を行い、そして納期を守り予算内でシステムの完成まで導くことです。
〇ジュニアエンジニアを教育する能力が大事です。
50歳台のシニアエンジニアには、ジュニアエンジニアを教育する役割を果たす必要があります。メンター(助言者)として、現場における報連相のやり方を指導したり、ジュニアエンジニアが書いたコードをコードレビューしたり、チームメンバー内でのコミュニケーションを取ったりなどの役割を果たす必要があります。
〇リーダーシップを発揮しましょう。
50歳のベテランエンジニアは、現場のチームを先導してきた経験があります。そこでリーダーシップを発揮してきたと言えるでしょう。それを活かすのは今です。
〇「レガシーシステム」の保守と移行を行う必要があります。
日本の主要な企業(製造業、銀行など)を支えている基幹システムは古い言語(COBOLや初期のJavaなど)で作成されています。ですので、古い言語を習得している50歳台のベテランエンジニアしか保守を担当できません。このベテランエンジニアが退職してしまうと、業務がストップして継続できないという最悪なシナリオがまっています。そこで重要なのはレガシーマイグレーション(レガシーシステムをモダンなクラウド環境への移行させること)を行うことです。これは古いプログラミング言語を熟知している50歳台のベテランエンジニアに優位な仕事です。
〇多数の実務経験があります。
50歳台になるまで約30年現場を経験してきています。例えば、組みあがったシステムがバグにより動かないなどの修羅場も多数経験してきています。この様に困難に陥ったとしても、必ずシステム復旧させてきたという貴重な経験をしてきています。
〇「レガシーシステム」の保守のお仕事をしましょう。
古い言語(COBOLや初期のJavaなど)でコーディングされているレガシーシステムの保守の仕事という選択肢があります。そうすれば、セキュリティの勘所を押さえる、ネットワークの基礎構築、データーベース(RDB)の最適化などを深堀することでお仕事をもらえます。ただし、レガシーマイグレーション(レガシーシステムをモダンなクラウド環境への移行させること)が進んできているので、いつまでもお仕事があると思うのは危険です。仕事ではレガシーシステムの保守を行いつつ、将来のために最新のフレームワークを学習していく必要があります。
参考出典:@SOHO パーソルクロステクノロジー note Qiita ITトレンド
まとめ

今回の記事では「使えないは嘘?50代エンジニアが市場で「モテモテ」になるための8個の強み」について、簡潔に見てきました。この記事を見て、これって強みだったんだとあらためて実感できた方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。