フリーランスエンジニアになって活躍している方は多いです。ですが、その一方で、フリーランスエンジニアはリモートワークなどで、他人と接触する機会が激減しています。こういった「孤独」は、後に触れますが様々な病気になるリスクが高くなります。そこで今回の記事では、「フリーランスの「孤独感」はどう解消する?コミュニティ参加や勉強会活用のリアル」について簡潔に考察していきます。今回も最後までお付き合いいただけましたら幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。
1.フリーランスで働くメリットとは何でしょうか。

〇ワークライフバランスが向上します。
ワークライフバランスとは「仕事と生活の調和」をしっかり取ることです。基本的に自宅で業務を遂行するフリーランスの方は、ちょっとした家事をこなしながら業務を遂行する方も少なくないでしょう。例えば、洗濯物などは朝に干さなければ、なかなか乾きません。そこでプログラミングの区切りの良いところで「洗濯物を干す」、そしてその分の作業は労働時間を延ばせばよい、こういったプライベートのために、働き方の工夫をすることでワークライフバランスを取ることができます。
〇スキルアップを図ることができます。
余計な人間関係やストレスに悩まされることなく、プログラミングをしていけるので、高レベルでのスキルアップにつながります。
〇定年がない働き方です。
フリーランスエンジニアには定年はありません。人脈があり営業上手、かつ技術力のレベルが高いフリーランスの方でしたら、60歳を過ぎても働き続けることができます。
〇人間関係で悩む必要がありません。
会社員時代に、自分の案件のチームメンバーや上司、自分の案件とは関係ない社内の上司、先輩、同期、後輩とのコミュニケーション取らなくてはいけなくて、疲弊していましたというフリーランスの方は多いでしょう。
フリーランスになれば、自分が担当している案件のチームメンバー及び上司とだけコミュニケーションを取ればよいので、人間関係に悩む必要がありません。もし、自分が担当している案件での人間関係が嫌になったとしても、案件が終了すれば、他の会社の案件に異動できるので、少し辛抱すれば良いだけです。
〇仕事内容を選べる裁量権があります。
会社員と違い、フリーランスには裁量権があるため、ドメイン知識のある好きな業界の案件を引き受けることができます。ですので、ドメイン知識がなく、よくわからない業界を担当しないのでストレスが減少すると言えるでしょう。
〇会社員と違い、税金対策の自由度があります。
会社員とは違いフリーランス(個人事業主)は、必要経費を確定申告で計上することができます。上手に経費計上できれば、会社員時代よりも手取り収入額が増えます。
〇収入がアップします。
会社員時代とは違い、フリーランスは個人事業主としてクライアント企業から案件を引き受けます。その際の賃金は会社員時代よりも多いです。しかしながら、その増えた賃金から国民健康保険料、国民年金料、各種税金などを支払う必要があるので、注意が必要です。
〇成果が正しく評価されます。
フリーランスは会社員とは違い、上司に仕事の成果を横取りされるなどのトラブルなどが起こりません。ですので、成果が正しく評価されます。
〇人間関係の悩みが生まれにくいです。
フリーランスは会社員と違い、社内の人間全員とコミュニケーションを取る必要がありません。多くてもPL、PM、チームメンバーとだけ仕事関係を築ければ良いのです。ですので、人間関係の悩みが生まれにくいです。
〇自分の好き・得意分野を活かせます。
会社員時代には、自分の好きな業界の案件を選ぶことができませんでした。フリーランスになれば、自分で好きな業界の案件を選ぶことができます。これにより、過去にコーディングしてきた業界のドメイン知識(特定の業界や業務領域に固有の専門知識)をフル活用して、業務に臨むことができます。
〇自由度が非常に高いです。
フリーランスの方で、リモートワークを選択している方は、仕事をするにあたり、自由度が非常に高いです。それはコアタイムさえ押さえれば好きな時間に働ける、働く場所を好きな場所に選択できる、好きな身だしなみで働けるなどの利点があります。
〇一人なので作業に集中できます。
フリーランス(個人事業主)になると、リモートワークを選択している場合、基本的には1人で仕事をします。この場合、1人で作業ができるので、会社員時代にと違い、隣のエンジニアのキーボード音などが無くなるので、効率的に作業に集中できます。
参考出典:レバテックフリーランス コエテコ @SOHO
IT技術者向けの案件情報は「ライトスタッフ」
2.フリーランスが孤独を感じるシーンとはどんなものでしょうか。

〇同じポジションで感情を分かち合えるチームメンバーがいないです。
フリーランス(個人事業主)の方は、企業に属していないので、先輩、上司、同僚、後輩など同じ組織に属している仲間がいません。つまり、同じポジションで感情を共有できるチームメンバーはいません。人間は孤独を嫌う生き物です。ですので、仕事場での相談相手を確保するのが難しい場合、プライベートで親友を作るのも手です。
〇他者との雑談や日常のやり取りができません。
フリーランス(個人事業主)は、特にリモートワークの場合には、自宅で一人で在宅勤務をして、1日中誰とも声を出して話さなかったなどいう事態が珍しくありません。これにより、フリーランスの方は孤独感を抱いて体調不良につながりやすいです。公私ともに他者との交流が難しい場合、そこで、AIと会話をしてみるのも1つの手段です。AIは日常会話にも付き合ってくれます。
〇「メンター」や仕事の「悩み相談相手」がいません。
フリーランス(個人事業主)は、組織に属していないので、メンターや仕事の相談相手がいません。これにより、人によっては孤独感を抱き、体調を壊してしまうこともあります。そうならないために、オンラインサロンに参加したり、町会に加入して地域のお祭りの実行委員をやったりなど、一人きりで過ごさない工夫が必要です。
〇日常的なコミュニケーションが減少しています。
フリーランスでテレワークを選択した場合、基本的に一人で仕事をしています。会社員時代と違い、他人との接触自体が少なくなっているので、自分から意識をしないと、誰とも口を利かずに1日終わってしまったなどが日常になってしまいます。これでは、後に触れますが「孤独」による病気を発症させる可能性が出てくるので、注意が必要になります。
〇案件が終了した時に、チームでの達成感を得ることが難しいです。
フリーランス(個人事業主)は、組織に属していない「外部の人間」なので、案件終了の際にチームメンバー達と祝杯をあげるなどの機会が本当に少ないです。そのため、チームでの達成感を得ることは難しいです。
参考出典:Hatena Blog Doomo Freelance-Pedia
3.孤独を感じるとどんな病気になりやすいでしょうか。

〇認知症
他者との交流が脳を守るため、もし孤独になった場合には、認知機能が大幅に低下し、孤独でない人と比べて、認知症になる可能性が高くなっています。
〇2型糖尿病
+Digital Powered by マイナビニュースによれば、孤独を感じる人は、そうでない人と比べて2型糖尿病になるリスクが2倍高くなることがHUNT研究で判明したそうです。
〇不安障害
一定期間、孤独な状態が続くと、人によっては不安障害を発症することがあります。具体的には孤独によって恐怖や不安を感じてしまい、身体症状(息切れや動悸など)が現れることがあります。この不安障害には、境界性パーソナリティ障害、分離不安障害、社交不安障害、パニック障害の4種類があります。
〇心臓病
社会的な孤立や孤独感は、強いストレス信号として脳に届けられます。これにより「コルチゾール(ストレスホルモン)」が過剰に分泌されます。すると、血管の収縮、血圧の上昇、心拍数の増加、免疫機能低下、交感神経が過度に緊張状態になるなどの症状が引き起こされます。最終的には、noteによれば、心臓や血管に持続的な負担がかかるため、心疾患リスクが29%増加します。
〇脳卒中
noteによれば、孤独でない人に比べて、孤独感を抱く人の脳卒中のリスクは32%増に引き上がります。
〇生存率
孤独感を持つ人の生存率と比べて、孤独感がない人では生存率が50%も高くなります。これは、孤独感が一日15本の煙草を吸ったのと同じだけの悪影響を持つことによって現れる現象です。
〇うつ病
Wikipediaによれば、うつ病とは主な症状として、少なくとも2週間にわたり抑うつ気分(悲しみ・苛立ち・虚しい感覚)や、喜びの喪失や活動的興味の喪失が続く病気のことです。うつ病は孤独感を感じたり、社会的孤立に陥ると発症リスクが高くなります。ですので、リモートワークを選択しているフリーランスの方は注意が必要です。
参考出典:かささぎ心理相談室 Wikipedia セゾンのくらし大研究シニア 一般社団法人 日本肥満症予防協会 毎日メディカル note 小野百合内科クリニック +Digital Powered by マイナビニュース
IT技術者向けの案件情報は「ライトスタッフ」
4.フリーランスの孤独感を消すには、どうしたら良いでしょうか。

〇スポーツジムに入会してみましょう。
様々な方が出入りする「スポーツジム」に入会してみましょう。「スポーツジム」での顔なじみを作ることで、「孤独感」から脱出することができます。また、マシンを使った筋トレなどで体を鍛えることにより、病気に対するリスクが減少します。
〇コワーキングスペースを利用しましょう。
コワーキングスペースとは、仕事の業種が違う、所属している会社が違うなどの多様な利用者が共同で使用しているワーキングスペースのことです。こちらを活用することで、「私は一人じゃない」と実感することができます。また、同じコワーキングスペースを利用し続けることで、顔なじみの利用者ができるかもしれません。挨拶を交わすだけでも良いのです。病気にならないために、孤独感を払拭するには良いスペースだと考えられます。
〇フリーランス専門エージェントを活用しましょう。
フリーランス専門エージェントを活用することで、専門家による面談の機会を得ることができます。エージェントの担当者と面談することで、そこにコミュニケーションが生まれます。コミュニケーションは孤独感からの脱出を意味しますので、病気になるリスクを減らすことができます。
〇メンターサービスを活用しましょう。
フリーランス(個人事業主)の方には、メンターがいません。無料ではなく、有料にはなりますが、MENTAなどの「メンターサービス」を活用してみましょう。
〇趣味を持ちましょう。
趣味、例えば編み物などをする習慣を持つようにしましょう。そして、その趣味を1人で行うのではなく、地域の編み物サークルなどに所属して仕事以外の友人を作って、コミュニケーションを取る様に心がけましょう
〇ハイブリット案件を選びましょう。
リモートワークとオフィスに出勤する客先常駐の両方が含まれている案件を選択しましょう。これにより案件のチームメンバーや上司とコミュニケーションを取ることができます。すると1日中、誰とも口を利かなくなってしまったという最悪な事態と回避することができます。人間は他人と接触することで元気がもらえる生き物ですので、おススメです。
〇客先常駐案件を選びましょう。
フリーランス(個人事業主)の方からしては、客先常駐案件を選択するというのは「何をいまさら」という感情が芽生えても仕方ないと思います。または、客先常駐が嫌だからフリーランスになったという方も少なくありません。しかしながら、他者とのコミュニケーションが一日中でゼロだとすると、孤独感にさいなまれ、病気になるリスクを抱えてしまいます。フリーランスで客先常駐案件に参加することは、その案件に関係しているチームメンバーとしかコミュニケーションを取る必要がありません。病気になるリスクを軽減するために、客先常駐案件でチームメンバーとの最低限のコミュニケーションを取るのも健康法としてはオススメです。
〇地域のコミュニティへの参加を心がけましょう。
マンションの管理組合や、自治会(町内会)に所属しましょう。仕事以外での人間関係を持つことで、組織に帰属している気持ちを味わうことができます。例えば、地域の町内会に加入することで、夏祭りや餅つき大会などのイベントに参加することができます。町内会に加入することで、地元に密着して生きることができます。すると、家の近所での友達づくりが可能になります。
〇「シェアハウス」で暮らしてみましょう。
主に独身の方限定にはなりますが、様々な方が暮らしている「シェアハウス」に住むのもオススメです。特に、共有の台所などにおいて、2~3言かわすだけでも、「孤独感」による病気を回避できる可能性が高いです。
〇オンラインサロンに参加したり、勉強会を活用しましましょう。
オンラインサロンとは、共通の目的を持つ参加メンバーが、ネット上のグループSNS、専用アプリ、掲示板などを活用して、コミュニケーションを取るシステムのことです。無料ではなく有料ですが、費用を払う価値があるシステムです。
また、最近ではコロナ禍に活用された、Zoom、Google meetsなどのシステムを利用してオンライン勉強会も開催されています。フリーランスの方は、これらの仕組みに積極的に入会をして「孤独感」を払拭しましょう。
〇SNSなどで個人的な情報発信をしましょう。
フリーランスになると、個人事業主ですので、自分の意見を聞いてくれる場所が格段に減ります。ですので、SNSなどを活用して自分の情報や意見を発信してやりとりする、雑談ができるなどの気晴らしをしましょう。
〇チームで開発する案件を選びましょう。
案件によっては、1人でシステムを作り上げるものがあります。それでは「孤独感」を払拭することができません。ですので、フリーランスの方も、チームメンバーの1人として参加するシステムを作り上げる案件を選びましょう。
〇ペットを飼ってみましょう。
孤独感を感じるときに、犬や猫などのペットを抱っこすることで、不思議と気持ちが落ち着きます。おススメです。
参考出典:CORE Hatena Blog スキルハック オフィシャルブログ Commune
まとめ

今回の記事では、「フリーランスの「孤独感」はどう解消する?コミュニティ参加や勉強会活用のリアル」について簡潔に考察してきました。今回の記事では、病気にならないために「孤独感」を感じない方法論についてみてきました。少しでも読者の方の参考になれば幸いです。今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。