はじめに

いつもご愛読ありがとうございます。咲くキャリ情報局です。今回も前回に引き続き、年代別の記事を特集していきます。今回は30代エンジニア向けの記事です。30代エンジニア向けにコアスキルの特集を組みました。このコアスキルは、どんな職業についていても必要になるものです。また年齢を重ねるとものすごく役に立つスキルになります。具体的な記事構成は下記のとおりです。

1.コアスキルとは

2.スキルセットとは

3.コアスキルの種類

4.ITエンジニアに求められるスキルセットとは

5.コアスキルを身につけるには

今回も読者様のお役に立てれば幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

1.コアスキルとは

コアスキルとは職種に関係なく、仕事をスムーズに進めるための基盤となるスキルのことです。言い換えれば、ビジネスにおける人間力とも言えるスキルのことです。

後の段落で詳しく見ていきますが、特にビジネスにおいては、具体的には「チームワークを守る能力」「自己管理能力」「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」「問題解決能力」などのスキルセットのことです。これらのスキルセットは、共同でプロジェクトを進めるために、チームメンバー全員に求められる能力と言えるでしょう。

スキルについて調べてみると、下記の概念がよく出てきます。コアスキルについて学ぶ際に必要なので少し触れておきます。

・ソフトスキルとハードスキル

◎ソフトスキル

対人関係における能力、個人の性格などのスキルのことです。具体的には、「問題解決能力」「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」「自己管理能力」「チームワークを守る能力」「時間管理能力」などが挙げられます。コアスキルとも共通する部分があります

◎ハードスキル

特定の職務や業界において、特定の専門知識や技術を研修で学んで得られるスキルのことです。例えばIT業界ならば、プログラミング言語を学んでコード作成ができるようになるということです。スペシャルスキルとも共通する部分があります。

・コアスキルとスペシャルスキル

◎コアスキル

コアスキルとは職種に関係なく、仕事をスムーズに進めるための基盤となるスキルのことです。具体的には上述の通りです。

◎スペシャルスキル

スペシャルスキルとは、特定の職種や業務で活用される専門性が高いスキルのことです。この専門性が高いスキルを身につけるには、本による独学、専門学校などで技術を学んだ後に資格取得をしたり、実際に特定の業界で経験を積むことなどが求められます。

参考出典:

○○とは?【とはログ】

note

スキルマネジメントMagazine

kaonavi人事用語集

HR One人事

PERSOL MIRAIZ

Promapedia

indeed

workworkめぐり

HR Pro

リクナビNEXTジャーナル

スキルマネジメントMagazine

2.スキルセットとは

1.ではコアスキルについて見てきました。それではスキルセットとは、どういうものなのでしょうか。簡潔に述べると下記の通りです。

スキルセットとは、特定のタスクを遂行するために活用する「複数の能力」などの組み合わせのことです。つまり、タスクを遂行するために必要な知識、能力、経験、資質などの組み合わせのことだと言えます。具体的には、高レベルのIT技術や経験だけではなく、組織におけるチームワークの順守、ビジネスマナー、問題解決能力、コミュニケーション能力など、複数のスキルが必要になります。

参考出典:

スキルマネジメントMagazine

Kaonavi人事用語集

fromation

3.コアスキルの種類

ここまでコアスキルの大切さを見てきました。コアスキルの具体例を挙げていくと下記の通りです。

・一般常識

社会人が身に着けるべき、知見や判断力、公序良俗に反しない行動などのことです。具体的には、マナー分野、文化&歴史分野、社会分野、科学分野などがあります。

・ビジネスマナー

ビジネスマナーとは、ビジネスをスムーズに行うために、ビジネスシーンで必要な作法、礼儀、規範、所作などのことです。

具体的には、ビジネスシーンにおける身だしなみ、笑顔などの表情、言葉遣い、挨拶、態度などのことです。

・コミュニケーション能力

コミュニケーション能力とは、意思疎通をスムーズに行うために、他人との関係性を円滑にして、良好な関係を築くことです。コミュニケーション能力においては、双方向での相互理解を重要視しています。このコミュニケーション能力は、ビジネスの場において契約交渉や、プレゼンテーションを成功させるために必要不可欠です。

・基礎学力

基礎学力とは全ての学習に必要な基本知識を身に着けることです。具体的には、読み書きや計算などのことです。

・リーダーシップ

リーダーシップとは、リーダーが設定した目標を達成するために、命令を下したり、方向性を示して、組織や集団、メンバーのやる気を引き出す能力や行動のことです。

・協調性

協調性とは、各々意見が異なる他人同士が協力しあい、1つの目標を叶えることができる能力のことです。すなわち、違う意見を持つ他者の感情や意見を尊重しつつ、共通の目標を叶えていくことです。

・マネジメント能力

マネジメント能力とは、目標達成をするために、経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を効率的に生かしつつ管理運営する能力のことです。

・時間管理能力

時間管理能力とは別名、タイムマネジメントとも言います。この時間管理能力とは、目標達成のため、限られた時間の中で、どう動くのが正解かを考えることです。この時間管理能力を発揮すると、生産性が上がり、ワークライフバランスを実現することができます。つまり、ストレスを減らすことができるので、満足した人生を送ることができます。

・自発性

自発性とは、自分の意志を持ち行動することで、他人の考えなどに左右されず、自分の考えを貫くことです。言い換えると、問題が発生した時に、何をすべきかを自分自身で考えて進んで行動に移すことです。

・想像力

想像力とは、想像する能力や、心の働きのことで、人間が物事や現象を深く理解するために必要な、基本的な能力のことです。また、何かを学習する際には、想像力は補完的な役割を果たします。

・創造力

創造力とは、独自の視点や柔軟な発想を活かして、新しい概念やアイデア、今まで無かった解決策を生み出す能力のことです。

参考出典:

GLOBIS CAREER NOTE

Smart相談室

コトバンク

勉強の知恵袋

違い比較辞典

○○とは?【とはログ】

skill-up-station.net

グロービズ経営大学院

GLOBIS CAREER NOTE

Money Fowardクラウド給与

HR Journey

HRMOS TREND

社会人の教科書

違い比較辞典

コトバンク

Wikipedia

RIMO voice

kaonavi人事用語集

ビジネススキル・マナー辞典

4.ITエンジニアに求められるスキルセットとは

ITエンジニアに求められるスキルセットとは、下記の7つを組み合わせたものになります。

・専門知識

専門知識とは、ITエンジニアとして、特定のプログラミング言語やAIに精通することです。

・情報収集力

情報収集力とは、ビジネスシーンなどに常にアンテナを張り、レベルの高い情報を効率的に手に入れて活用していく能力のことです。この情報収集力は、正確な情報を仕入れることを前提としているので、企業が効率的な意思決定を行えるようになります。すなわち、企業の生産性を上げるのに役立ちます。

・自己管理能力

自己管理能力とは、自分自身を管理・コントロールして、最大限のパフォーマンスを発揮する能力のことです。具体的には、「モチベーション管理」「お金の管理」「健康管理」「時間管理」「感情管理」などが挙げられます。

・問題解決能力

問題解決能力とは、人生で問題や課題にぶち当たった時に、その状況を冷静に分析して、解決策を編み出し、それを実行し、問題を解決する能力のことです。この問題解決能力のレベルが高ければ高いほど、プロジェクトで意見がぶつかった時も、穏便に解決することができます。

・プロジェクト管理能力

プロジェクト管理能力とは、プロジェクトの成功に向け、プロジェクト全体を管理・指揮する能力のことです。具体的には、コミュニケーション能力、リーダーシップ、高い専門知識、交渉力、問題解決能力などが挙げられます。

・営業力

営業力とは、商品やサービスを購入していただくために、顧客であるクライアントの評価や信頼を勝ち取り良好な人間関係を築き、継続的な会社の利益に結びつけていく能力のことです。具体的には、6つの能力を指します。それは、知識、論理的思考力、企画実行力、課題解決能力、コミュニケーション能力、人間力のことです。

・コミュニケーション能力

コミュニケーション能力とは、意思疎通をスムーズに行うために、他人との関係性を円滑にして、良好な関係を築くことです。コミュニケーション能力においては、双方向での相互理解を重要視しています。このコミュニケーション能力は、ビジネスの場において契約交渉や、プレゼンテーションを成功させるために必要不可欠です。

参考出典:

DOMANI

Smartlog

S. THE SALES TEAM MEDIA

LIB CONSULTING

レバテック キャリア

JMAM

Money Forward クラウド給与

5.コアスキルを身につけるには

・問題解決能力の実践

人生においては公私ともに問題が発生することがあります。そんな時は、ロジカルシンキング(垂直思考)やラテラルシンキング(水平思考)を活用してみましょう。

◎ロジカルシンキング(垂直思考)とは、何か問題が起きた時に、自分の直感などに頼らず、じっくり1つの筋道を立てて論理矛盾が起きないような結論を出す思考方法です。この垂直思考をする際のポイントは、1つの方向で深く考えるということです。別名、論理的思考とも言います。

◎ラテラルシンキング(水平思考)とは、問題解決に際して、一方向ではなく、多方向にわたる考察プロセスを経て、問題解決したり、新しい視点でのアイデアを生み出すことです。この水平思考をする際のポイントは、問題解決のために、多方向の考えを同時にしてみることです。

・コミュニケーション能力の実践 

仕事では上司や同僚、クライアントと話し合いをする中で、相手の主張を正しく理解する能力を身につけましょう。それは家族や友人に対しても同様です。相手の主張を正しく理解する能力は、人生において大きな武器になります。相手の主張を正確に理解するために、聞き上手になるもの1つの手段です。

・読書  

色々な分野の本を読むことで、知識をいっぱい吸収できます。たとえば、人間関係に悩んでいる人が、心理学の本を読むことで、コミュニケーション能力を身に着けて、良い人間関係を築くことができるようになるなどの例を挙げることができます。

他の例としては、ITエンジニアがプログラミング言語の本を読むことで、良いコードを書くための思考力を鍛えることができます。

現在では、専門書などのレアな専門書もAmazonで簡単スピーディに購入する事ができます。利用されてはいかがでしょうか。また、図書館を利用すれば無料で専門書を読むことができます。

参考出典:

JMAM

GLOBIS CAREER NOTE

Promapedia

まとめ

今回は30代エンジニア向けに下記の構成でコアスキルについて考察してきました。

1.コアスキルとは

2.スキルセットとは

3.コアスキルの種類

4.ITエンジニアに求められるスキルセットとは

5.コアスキルを身につけるには

AIが台頭する昨今では、コアスキルを手に入れて、どんな職業にでも対応できる人間になることが、職業人生において1つの生き残り策だと言えるでしょう。

今回も最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

参考出典:

○○とは?【とはログ】

note

スキルマネジメントMagazine

kaonavi人事用語集

HR One人事

PERSOL MIRAIZ

Promapedia